若い頃の自分に送りたい「令和の世|人生100年時代を生き抜く7つの力」

10代の自分への手紙

こんにちわ。KaibaSAKAMOTOです。

令和の世、コロナ禍も契機の一つですが、あらゆる面で変化が起きています。

昨年以降、色々な人に会ってみて、感心する人、どこでもやっていける人が持っている力について共通点を見つけました。主観的ではありますが説明していきます。

今の自分にはもちろん、若い頃の自分に投げ掛けるメッセージでもあります。

この1年間で、会ってお互い座して向き合って20分以上話した人は、600人を優に超えます。大半の方とは、初めて会って話しをする方々でした。

ワタシ一人対大勢ということでもありませんし、採用担当や人事部とかでもなく、しっかりお互い対等の立場で話しをしてきた中で印象付けられた「今後に必要とされる能力」を挙げていきます。

まずは、簡単な経歴です。

これからの時代、「人間の価値は『過去のものでなく将来に向かってのもの』で評価される」が持論なので、過去は関係ありませんが、記事の内容に一定の信憑性を担保する助力となることを願い簡潔に触れておきます。

バブル絶頂期に大手上場企業入社、営業、拠点経営、海外勤務など28年勤めた後、転職します。
転職先は上場企業で、「若手から高齢者まで学歴も職歴も無関係の横一線でのスタート」という、「毎日が合戦」の中で揉まれ現在に至ります。

人それぞれの、色んな性質、色んな切り口、色んな能力に触れて来ました。

現在は新たな戦場で戦っています。
「巧く乗せる口の力」よりも「響き合う心の力」を信じるタイプです。

財務分析力

よく有名なYoutuberさん方々も言及されています。

やはり行き着く先には、どうしても立ちはだかる壁というか、登竜門です。

これが欠落していると、「営業」だけ伸ばして、蓋を開けてみると、会社の内容がボロボロだったりしてしまいます。

ワタシも過去、この力を身に付けていたいために会社を潰してしまった人たちを見てきました。

長く存続している会社で、ワンマン社長に、敏腕財務部長がいるというスタイルが多いのもこのためです。

金融リテラシー

一つ目の財務分析力にも似てはいますが、財務分析力が「静態評価力」なら、金融リテラシーは「動態評価力」と言えます。

要は、戦略的な、いつの時点で区切っても未来に向けた、資力増殖力という知識です。

財務分析力だけが長けていても、金融リテラシーがないと、インフレに負けてしまいます。

時代や時勢、流行に合わせて変動する力に、巧く資金を乗せておかなければ、どんどん所有資産価値が目減りしていくのを防御する力です。

ITスキル

ホリエモンこと堀江貴文氏が動画の中で「貴方は、ビジネス相手として、初期のiPhoneを使っている人を選びますか?」みたいなことを言っていました。

ワタシは妙にストンと落ちてしまいましたが、どうでしょうか。

堀江氏の言葉の裏には、「時代の流れに合わせて、自らも変革していく姿勢のある人」という側面も言及していると判断しています。

なにもiPhoneに特定することではありませんが、ITスキルは、今後、益々、必要になります。

ワタシ達が「ものごとをネット検索で調べることがなくならない」限り、その流れは加速していきます。

変われる柔軟性

ダーウィンの「種の起源」でも唱えられていることですが、恐竜のような強い者が残されたのではなく、変わっていけた生物が残っていったのです。

古いしきたりや、概念に捕われていては、取り残されてしまいます。

ワタシ達は、逆向きの歩行エスカレーターに乗っていると例えることができます。

つまり、「今のままでいい」=止まっていると、それは、自然と後退しているのです。

進歩するためには、

時代の流れ以上=エスカレーターの速さ以上に

変わっていかなければなりません=前向きに進まなければなりません。

回答力|アドリブ力

上に挙げた各種能力は、ある意味、努力すれば、身に着けることができますが、殊、この力は、先天性のものか、若い時分から「意識」することが必要です。

例えば、「ここは草花が茂っているね」という言葉に、

「そうですね」「どうしてですかね」という無味乾燥な回答

「ここは湿地だったんでしょうかね」「水辺が近いんですかね(鳥達が水を飲みに来るときに体に付いた植物のタネを落としていく)」

とでは、相手の無意識の中に植え付ける人物評は大きく異なります。

それは小さい頃から、様々なことを深く考えて答える習慣あって身に付くものです。

ワタシ的に、もう一度、自分や自分の子供に、教育し直すことができるのなら、この点です。

なぜなら、この能力があれば、ここに列挙している他の能力は、半ば自然と身に着けるだろうからです。

テレビ朝日「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」を観ていると本当に痛感します。

歴史・地理に精通

この2点に強い人は、周りから信頼を集めやすいです。

精通していれば有利に働く知識は、なにも、この2点に限ったことではありませんが、この2点は、最も、誰の周りに平等に存在する知識だから、尚のこと、知っていることに評価が集まりやすいのです。

数学の能力は能力差があるでしょうし、国語の能力も半ば読書量に引かれるところがあります。

一方で、歴史と地理は、普遍的に、誰しもの周りに、「事実」や「実在」として、平等に存在します。

それに気付いて、毎日、意識しているだけで、ほぼ等しく身に付いていくものだから、ワタシ達は、身に付けている人に対して、無意識的に、「この人はそういう意識力の備わった人」という感情を抱いているのです。

本当に無意識的に。

グローバルスタンダード理解力

本来、「語学力」となるところですが、ここで敢えて付け加えたい力は「世界の平均的な思考|判断基準や行動」を理解する力です。

それが分からないと、実は、「日本」に対して正しい判断ができないからです。

「日本」に対して正しい判断ができていないと、今も、将来的にも、どんどん「食い扶持」を失っています。

もっと分かりやすく言うと、ワタシ達の「収入機会」です。

例を挙げます。

海外で働いていた頃、日系企業の駐在員の多くの方々が、日本の親会社の、次のような言葉にいつも悩まされていました。

「私達の会社の製品は日本製だ。良い物だ。良い物が売れない訳がない」

「売れないのは、営業努力が足りんからだ」

「きちんと説明すれば、必ず売れるはずだ」

という、まるで、世界を理解していない言葉にです。

「世界から」したら、それは「誤解」なので、その考えではどんどんシェアを落としていきます。

今の現状がまさしくそうです。

世界は、2割の富豪を除いた8割の一般大衆が、

たとえ壊れやすいものでも、

・安いもの

・スピードのあるもの|変革性に富むもの

・自分たちにとって便利なもの

を望んでいるからです。

最後に

上の7つは、ビジネス面寄りの力ですが、

最後に、述べておきたい力は、

「屈託のない笑顔」が “自然と” 出る力です。

この力は、人を惹き付ける力です。

これまで、色んな経験をしてきましたが、純粋に、「屈託のない笑顔」を “自然と” 出す人は、どこで会っても、どんな場面にいても、本当に強い人です。

ただ、「絶滅危惧種」並みに少ないです。

ワタシはとても憧れてしまいます。

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