独学も素晴らしいけれど「最初は倣う・習うこと」が肝心

10代の自分への手紙

実体験その1

2019年11月10日にブログを開設してから、設定などに手こずり、1ヶ月20日後に初めてのブログ投稿。

その後も、つらつらと思いを巡らす日々ながら、行く方向も定まらず...。

ただ、それでも、12月に無料ブログ勉強会に足を運んで参加しておいたことが転じて、その後も、数度、オンラインの無料ブログ勉強会に参加。

2020年3月22日には思い切って、「3ヶ月を一区切り」と考えて、10回の勉強会を受講。

そこで、感じたことが、まさに、「なんて遠回りをしていたんだろう」ということと、「あのままだったら、隣町どころか、街も何もない山か海の方向に行ってた」ということでした。

「百聞は一見に如かず」というけれど、「千の迷いは一回の教えに如かず」を痛感しました。

はじめの3歩

皆さんも、小さい頃、習い事や、地元のスポーツチームに入ったことは一度はあるかと思います。

例えば、野球を始めたとして、初めの1ヶ月〜3ヶ月で自分で遠くまで投げる方法を「編み出す」方はそうそうはいません。最初は、少年野球チームに所属したりして、コーチから「いいか、こういうふうに、グローブを持っている方の手で扉を開けるように肩を開いて、同時に投げる方の腕を柔らかく、背負い投げの感じで出してきて、肘を折り畳んで...」みたいな手ほどきを受けたかと思います。

そろばんでも、その方法を「自分で編み出した」人はいないです。

どんなプロでも、はじめは、誰かしらから、教えを受けているものです。

どんなに器用な人でも、「はじめの3歩」は、「こうするんだ」と指導を受けます。

方法だけではありません。

全く、土地勘のない見知らぬ場所に、ぽっと置かれて、地図もなく、「ではここから3キロ離れたゴールに辿り着きなさい」と言われたとします。

時間をかけて、色々な道を行っては突き当たりにぶつかって戻って、行っては戻ってを何百回、何万回、何億回繰り返したら、行けるようになります。

一方で、最初に、地図と粗方の方角と、簡単な行き方さえ聞いておけば、その試行錯誤の何割の手順は踏まなくてもよくなります。

多くのインフルエンサーや、その他でのGIVERが、「最初の頃、これを自分一人で抱え込んでしまって相当苦労した」「自分が始めた頃には手順も書籍も教えてくれる人もおらず遠回りしてしまった」として、自分と同じ轍を踏まないように、堂々巡りを繰り返さないように「はじめの3歩」を発信しています。

これは、「マッシュアップ的発想」と言えます。

これからの時代は、この「マッシュアップ的思考」で良いのです。

マッシュアップな時代が世界を加速させる

マッシュアップという言葉は既に浸透していますが、一度、おさらいをすると、

インターネットで、複数のウェブ━サービスなどを結びつけることで、統合的なウェブ━アプリケーションを作り上げる手法を言いますが、

さらには、

既に存在している技術やコンテンツを混ぜ合わせることで、新しいサービス技術を作り出すことです。

周りが人垣で見えないときには、自分の身長が伸びるのを待つより、「台に上れば済む、人に肩車してもらえば良い」という思想です。

そして、更に発展するために、独自の色を重ね合わせていけば良いのです。

前述の地図の話で言うと、最初の教えを手掛かりに、3キロ離れた場所までの、自分なりの行き方を見つけていく、これが「進化」になるのです。

実体験その2

いまや、世界の勢力図は、30年前と大きく変貌しています。

海外で働いていたとき、まさに、実感していました。

「人の労力や努力」さえミニマライズできるものなら、金融も、ITも、新興国の方が日本を追い抜いています。

例えば、新興国での、銀行の諸手続きや、カード再発行は10分以内で済みます。

それまでに、数百年の、「時間と過程」を経て欧米や日本が生み出し、編み出してきたものを、いとも容易く手に入れて、使いこなし、それをまた、発展的に使用していっています。

過去の産物もなく、真っ新な状態から、すぐスタートできています。

結果は、切り換えの時間を要する欧米・日本を横目に、あっと言う間に抜き去って、更に、先進国が、切り換えにまごついている時間に、また新しいものを生み出している。

特に、古きものへの執着が激しく、変化を嫌う日本は、「周回遅れのIT後進国」となっていったのです。

「はじめの3歩」を教え合う時代で良い

「誰かが、一箇所に集めて、一方的に教えるという従来型スタイル」から、一歩革新して、「各項目で一番進んでいる人が、その他の人に教えるスタイル」こそが新しい時代になる。

「教えを受けた人が、その他の項目で、一番詳しければ、教えて付けた人に教える」が最高の進み方となります。

ウサギとカメで例えるなら、カメはウサギを起こし、ウサギはカメを抱えてゴールする

アリとキリギリスで例えるなら、アリはキリギリスに貯蔵の仕方を教え、アリもキリギリスも同じレベルで蓄えを行なっていく

ブログも、

YouTubeも、

実は、そのことを、おのおのが実践している証しなのです。

みんなも無意識に気付いて無意識のうちに実践しているのです。

コメント

  1. […] 「独学も素晴らしいけれど「最初は倣う・習うこと」が肝心」というワタシ自身のブログ記事は、ゾノさんから習ったことで […]

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