日本・アメリカ・中国のビジネスの違いに見る、これからのビジネスでの生きかた 〜 国全体編

世界と日本・世界の中の日本

こんにちわ。KaibaSAKAMOTOです。

いまや、めざましい発展を遂げる中国。

米国GAFAに対抗しての、中国のBATHは、世界でも成長企業群です。

さらには、TikTokの親会社である中国ByteDanceが企業価値1000億ドル(約11兆円)を超えたという記事が2020年5月にも掲載され、中国の勢いは止まることを知りません。

個々人編 ” では、「労働力|影分身の術」の側面から差が開いていくさまを説明しました。

本記事では、ワタシ達日本が、米中の第1グループ集団に離されないように食いついていくために、念頭に入れておくべきことを説明します。

ワタシは、海外で暮らして働いてみて、日本国内にいたままでは気付けなかった「中国」の息吹を感じることができました。

経験談も織り交ぜながら平易に説明していきます。

GAFAとBATH

まずはこの動画を見ると、GAFAの勢いと、迫りくるBATHの突き上げがイメージできます。

GはGoogle AはApple FはFacebook
AはAmazonです。

Bはバイドゥ Aはアリババ
Tはテンセント
Hはファーウェイです。

ファーウェイは非上場です。

01’40”あたりから見ると時間短縮できます。

【日本も意外と頑張ってる!?】GAFA BATと日本IT企業売上推移

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まだ2019年後半の段階では、BAT(H-Huaweiは非上場につきグラフはありません)もグラフ上では中盤以下ですが、今後の伸びが期待されます。

あわせて見ておきたいのが、中国の勢いです。

GDPでは日本は2010年に中国に抜かれました。

この推移を見ると、米国が、背後から迫りくる中国に対して脅威をおぼえるのも尤もです。

その焦りが米中貿易戦争を引き起こす契機となっています。

04’30”あたりから見ると時間短縮できます。

Top 15 Countries by GDP – Largest Economies Of The World

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日本とアメリカ

日本とアメリカのビジネスの差異は「効率性|非効率性」でしょう。

以前、アメリカの寿司シェフと、日本の寿司職人が、対決するという番組を見ていて、痛烈に、双方の国の習慣|文化の差異が、凝縮されていることに衝撃を受けました。

アメリカが、

とにかく、斬新なものを

とにかく、手っ取り早く

とにかく、効率的に

商品づくりする

のに対して、対する日本は、

素材の味にこだわり、

じっくりと時間をかけ

深みを追求して

商品づくり

という点です。

それは、ラーメン対決でも見た記憶があります。

日本はスープを取るのに、それこそ、昼夜を厭わず、10時間単位でじっくりと煮込む。

世界では、考えられない感覚なのです。

いかに、手間ひまをかけずに作るか

が最も大切なことなのです。

日本は、時間の感覚や、手間に関する感覚は、「二の次」です。

まずは、「出来栄え」なのです。

作り手も、受け手も、これ以上味わえない出来栄えに共感し、深みを楽しむのが

日本なのです。

これは、これで、とても大切な文化ではありますが、

一方で、

運動会の競技がすべて ” 量 ” と “スピード ” が最重視項目」となってしまった「令和の時代」では、圧倒的に不利に回るのです。

それが前述のGDPの推移の動画にもろに反映されています。

日本と中国

そして、海外で中華系の方々と働いてみて、痛感したことが、

中国の方々は、多くが優秀で、有能で、可能性に富み、真面目で人懐こく、そして成長することに貪欲ということでした。

個々人という視点を、国という視点に変えれば、少し模様が異なってきます。

日本と中国のビジネスの差異は「職人魂|商人魂」でしょう。

つい先日の2020年6月22日の「livedoorNEWS」の記事に

中国人が不思議に思う日本の習慣 手数料かかるATMや会社のファックス文化

という記事が掲載されており目が止まりました。

中国では考えられないことでしょう。

また、彼らからすれば、日本の、超便利製品

「電動アシスト自転車」も、世界の七不思議くらいに摩訶不思議な現象に映っています。

「いやイヤいやイヤいやイヤ、せっかく、” 電動 ” 付けるなら、もはや漕ぐ必要なくないですか‼︎」

なのです。

これは、「電動アシスト自転車」が世界で見ることがないという現実からすれば、日本人以外は、大概、そうした考えになります。

「安全面とか、健康面への配慮」とかより、「ラクを商売にする」なのです。

それは、

中華料理が「炒めもの」

なのに対して、

日本料理が「和えもの」

であることにも遠からず起因しています。

東南アジア諸国での現実

日本製品のハードル

タイや、マレーシア、ベトナム、ミャンマーで感じたことは、

自動車や高級ブランド品を除けば「圧倒的に中華系の企業の息のかかったものだらけ

です。

スーパー等の商品棚を見ても、

8割は、中華系の企業の息のかかったものです。

残りの2割を、欧米、日本、韓国製品で競っているような状況です。

メイドインジャパン? 日本製が人気?

日常用品や、電化製品、食材では、日本製品は、あまりに高過ぎて、生涯手にすることは少ないだろう

というのが、海外に暮らしてみての感想です。

給料は上がっていくもの

コロナ禍に侵されるまでは、新興国では、高度成長期の日本がそうであったように、給料は上がっていくものなのです。

3年後には、また、上がっている給料で、3年後の新品製品|商品を買えば良いのです。

わざわざ、「長持ちして高価な日本製品|商品」なんかに手をかけなくても、そのときどきの最先端の真新しいものを持ちたいのです。

冗談めいた話で、

「韓中台」のメーカーは、

「壊れてなんぼ」という気持ちでつくっている

という噂話を耳にしたこともあります。

つまり、結局、2、3年で買い換えるので、長持ちしたら意味がなくなる|商機を失う

という思想を揶揄しているのです。

壊れるからこそ、買い換えてくれるし、回転も早く、

また、

一般消費者側としても、給料が上がっていることの実感も湧くのです。

双方が、お互いに、満足し合っているのです。

そこに、日本製品|商品の出る幕はないのです。

長持ちより安さ|人間味より安さ

インドネシアの新幹線受注も一時期、話題になりました。

日本は、早くから人道的にも、運行面での人的教育面|指導面でも、そしてODA等の資金援助でも、インフラ整備面でも、インドネシアに対して、尽力してきました。

それが、最後の最後に、姿を現した中国が、

圧倒的な資金力にもの言わせて、

「お金は融通付ける|今後、色んなことで貴国が有利なようになるようにする」と交渉して、一気に、受注獲得されてしまったという事案でした。

あまりの急展開に、契約書類が、インドネシア語でも、英語でもなく、「中国語」だったというオチも付いていました。

悲しい哉、それが現実であったりするのです。

日本が、「人の良さ」だけでは、これからは、生き残っていけないと学んだシーンでもありました。

さらには、その傾向は、いまではアフリカでも顕著となりつつあります。

学校を建て、橋を掛け、豊富な資金力をもとにシンパを増やす中国。

イタリアさえも、仕事や資金を落としてくれる中国のシンパになっていることは、コロナ禍で話題になりました。

人的支援や、技術支援を中心に行う日本方式は、もはや、敵わなくなりつつあります。

事件の勃発

アフリカでは、労働者として、現地民を雇用せず、中国人を多用する、

或いは、中国人幹部のもとで、現地スタッフを雇う方式を採用し

また、部材は、現地で調達するよりも、中国の輸出を増やすために、中国の部材や工事器具、建機を登用するといった方式です。

こうした背景から、最近事件が起こりました。

AFP BB NEWS記事に

中国人の工場幹部3人、従業員に惨殺される 「反中」広がるザンビア

と掲載された事件です。

日本の立ち位置と今後のビジネス

人間味|人間力ある発信を

故・岡本行夫氏は、生前、「日本は発信力が弱い」と言われていたようですが、

まさにそうです。

昨今、パワーバランスの崩れから、世界で、色々なことが起こっています。

それは、日本に直接、関係するものもあれば、間接的に関係するものもあります。

それでも、日本は、その都度、「人間味ある発信」を世界に向けて行なって欲しいです。

世界の人々は、必ず、何かしらを感じています。

日本が、人間味|人間力のある発信をすることは、

「日本自身への戒め」にもなれば、

きっと「世界における希望」にもなります。

世界のどんな場所へでも、色んな声は、巡り巡って届いているのです。

ワタシは、海外のサイト(日本語翻訳されたもの)を閲覧するのが好きで、

かれこれ、15年以上は毎日2時間以上は費やしてきていますが、全てではないにしろ、

世界各国に、さまざまな声が届いているということは、記事を読みながら実感していることです。

人間味|人間力ある発信が、延いては「ブーメラン効果」で戻ってくることに期待したいのです。

ALL JAPANで

上述した、インドネシアでの新幹線受注の件には、続きがあります。

実は、同国の地下鉄は、オールジャパンで受注獲得しています。

また、先日、同国の新幹線とは別の高速鉄道を日本企業が受注したというニュースが伝わってきました。

アメリカのビジネスの特徴、中国のビジネスの特徴を知り、それをもとに、今までの日本のスタイルを少しずつ着実に修正して、自己変革しながら呼応|反応していくことで、世界からの期待に応えうる日本を作っていけば良いです。

コメント

  1. […] 日本・アメリカ・中国のビジネスの違いに見る、これからのビジネスでの生きかた 〜 国全体編いまや、めざましい発展を遂げる中国。 米国GAFAに対抗しての、中国のBATHは、世界でも成 […]

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