50代の悩み編「さっき頭に浮かんだはずの事柄を『ワーキングメモリ』」から引っ張り出しやすくする方法」

「さっきまで覚えていたのに!」忘れてしまう正体!?

さっきまで覚えていたのに! なんだったっけな? そう思えば思うほど忘れていく。

ってことありませんか? 自身もそういうことが最近になって増えてきました。

ワーキングメモリには留めてあるのですが、「それを引っ張り出す力」がないと
いうか、思い出している途中で、ワーキングメモリの他の記憶が干渉してきて
邪魔していると言った方が正しいです。

なので、ゆっくり思い出そうとすると、余計に、それらに押し込まれてスーッと記憶が
掻き消されていくのです。

そうしたことが増えてきたことについて、心当たりがあるとすると、老化ではなく
(と信じたいッ)、このところ、ブログを始めて以降、好奇心が旺盛になり、
数分毎に、「あれやってみよう!」「これ、どうなんだろう、ちょっと調べて
みよう!」「あれと、これ、合体させてみたらどうだろう!」という考えが湧き
出て来て、ワーキングメモリが平時、満杯状態になっているんだと前向きに考えて
います。

「ペグ法の応用版」でワーキングメモリへの収納、取り出しが楽に!

そんなに一杯なら、付箋に書き出して...が良いのでしょうけれど、電車で立って
いるとき、お風呂に入っているときや、朝、髪にドライヤーかけているときとかでは、
いちいちメモのところまで行って、書き留めるのもなんだしなんだし面倒なんだし🎵、
のような場合に、使うようにしたら、自身の場合は、めっきり思い出し易くなりま
した。

下に紹介する方法に固執せず、人それぞれ、アレンジして自分の「思い出し法」を
作っていけばOKです。ヒントになればと。

その方法とは、五十音2-3文字の組を、いくつか組み合わせて、からだの部署に当て
はめて、覚えていくものです。

実例

とりあえず、例をやってみます。

日本の成長について不安に思っているので、それを調べよう!と思いついたとします。

「にほん」、「せい」、「ちょう」 と記憶しておけば、その3組を引っ張り出せたら、
やりたいことが思い出せます。

自身の場合は、「にほん」は二本足の足を割り当てました。「せい」はsayなので
口(くち)、「ちょう」は、そのまま腸を割り当て、足と口と腸を使ったイメージ図
や、超超短いストーリーを5秒で創作します。

なんでも良いです。ただし、イメージや物語を作る順番は、「にほん」「せい」
「ちょう」の順番だけはしっかり守らないと、入れ替わると、引っ張り出せたと
しても、なんのこっちゃになります。

「2ー3文字」の「体の部位」への割振り

これも、部位に関して、人それぞれ思いがあったりしますので、自分が引っ張り出し
易いように割り当てておけば良いです。

自身の場合は、

「あい」なら「EYEで目」、「あか」なら「爪の垢で爪」、「のみ」なら「飲み
ごたえの喉」など。

まだ割り振りし切れていなくとも、創作するときに、即席で、割り当てる部分を
決めて、それ以降は、それを定着させていけば良いのです。

たとえ、2500通り以上あったとしても、どうせ、一生?使わない「2ー3文字の組合せ」も
あるので、自分の中で、「あー、この2文字はここだよな」と徐々に反復で覚えて
いけば、暗記して、それこそ、暗記したものを忘れるよりは、自分にとって一番、
シックリ来る「2ー3文字と部位の組合せ」を脳に染み込ませていけば良いのです。

短期記憶とワーキングメモリー

土田幸男氏のレポートによれば、

短期記憶の概念を発展させたものがワーキングメモリ(working memory)となる。
ワーキングメモリは作業記憶,あるいは作動記憶とも呼ばれ,短期記憶より
目標指向型の動的な記憶であることが特徴的である。

=== 中略 ===

ワーキングメモリは情報の一時的な保存を行う記憶である。短期記憶と異なる点と
して、短期記憶は単純な貯蔵の側面を捉えている記憶なのに対し,ワーキングメモリは
能動的な目的指向の記憶である点があげられる。

とあり、

端的に言えば、電話番号を覚えるという単純な記憶が「短期記憶」、覚えた数字を
使って能動的な事を成そうとするのが「ワーキング記憶」で、保持時間はいずれも
数十秒程度とされています。

DaiGo氏は「記憶」に関して、より幅広い、しかも数多くの情報を与えてくれています
が、その中の一つ、「記憶の残り方が段違い【40秒勉強法】とは」によれば、覚えた
直後に40秒間そのことだけに復習、もしくはアウトプットすれば、持続力が向上すると
しています。

なお、今回の記事は、「思い出し方、引っ張り出し方」としており、「記憶のやり方」
とは敢えて区別しています。

最終的な方法は、大差ないですが、50歳を越えると、「記憶の方法」という、気構えが
必要な、少し厄介なものより、「思い出し方、引っ張り出し方」といった日常茶飯事と
なる喫緊の課題の方が大切になるので、力点を少しだけずらしています。
意味合いを少し変えています。

45歳後半以降、この意味がなんとなく分かります。

CHECK!

のうだま2 記憶力が年齢とともに衰えるなんてウソ! (幻冬舎文庫)

Bitly

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