社長になるために生まれて来られた方々SP
もう一度社長にはこれぞ経営という極意が!
二人目は、新日本プロレスリング株式会社 ハロルド・ジョージ・メイ 社長。
感想 ヒロミの言葉「会社をやるのに一番大切なものが愛。その(会社に対する)愛がたっぷり」が本当に分かる社長で、こんな前向きで楽しく新日本プロレスのステータスを上げようとしている社長を見て好きにならないわけがないと思えました。
目黒駅前の大きなビルの中にある、とある会社。
社長ご本人の英語でのお出迎えに、スタッフもたまらず英語で返す。
スタッフ「Do you Gacchiri?」
「Of course! All day long」
スタッフ「ぁふ?? オーデン?」
「常にです」とペラッペラの日本語で返すと、スタッフ拍子抜け。
そんな登場で出て来られたのは、オランダ出身の「ハロルド・ジョージ・メイ社長」。
このご仁、2014年にタカラトミーの社長に就任。リカちゃん人形、トミカのミニカーなどを大人用にアレンジさせる戦略で、2年間下がり続けた業績を、3年で、250億円も業績アップさせた方。
2018年にタカラトミーを辞め、新たな挑戦として選んだ会社が、「新日本プロレス」!!。
8歳の頃から日本に住み、プロレスを見て、日本のプロレスが大好きだというメイ社長。
「世界に広めたい」。その思いが通じて2018年5月新日本プロレスの社長に就任。
就任後も売り上げはグイグイ伸びて、昨年度は過去最高の売り上げ49億円。
メイ社長の作戦① 新日本プロレスを世界に発信!
世界とビジネスができるように各部署に外国人の社員を採用。イギリス人パートリッジ・トーマスさん。クリス・チャールトンさん。
動画配信サービスは、英語字幕付きで世界に配信。背景や、歴史などを外国に発信していくことでついには、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでも試合を開催するまでに。
16分で完売。マディソン・スクエア・ガーデンの60年の歴史の中でも最短。
ご自身お手製のフリップを見せつつ、満面な笑み。
メイ社長の作成② 商品開発
元オモチャ会社の社長のノウハウを生かして、社長自らグッズも考案。
新作はぴょんすけ(社長命名)。簡単に肩に乗せられるマスコットで、マスコットと一緒に応援できるってスグレもの。
根っからのプロレス好きということもあって、試合会場にもかなり顔を出して、メキシコ風出で立ちで、ファンとの写真撮影に臨む。社長と写真撮りたいファンが長蛇の列。メイ社長のファンクラブまであるほど。
新日本プロレスのエース 棚橋選手も「有名企業の社長を歴任してきた人なので、社会的にも世間的にもしっかりとした会社という印象を持ってもらえる」「ようやく47年かかって一人前の会社になりました。っていうそんな印象ですね」と誇らしげ。
選手からも絶大な信頼の、メイ社長の今後の野望は....
来日観光客の方の、日本に来るときの一つの目的が、「新日本プロレスを見ること」、これを見ないと、日本を体験したって言えないくらいのところまで持っていきたい。
富永さんのプチ情報では、「タカラトミー時代に、成田空港にガチャガチャを置いたのはメイ社長で、大成功して、全国の空港に並ぶようになった」。
「ぴょんすけ」は肩幅が広いお人なら、沢山乗せられる!
「ぴょんすけ」2020年流行語大賞になるかも!?
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