今日の日本経済新聞で、報じられていました。
今後、10年毎に、国民年金受給年額は5万円ずつ減るというのを聞いたことがあります。
今、40歳の人は、恐らく受給開始年齢が70歳以上になると予想されますので、あと30年後となります。則ち、15万円(30年/10年×5万円)が受給年額として減額されます。
それが、以降、毎年、減額後の金額になるのですから、働くという選択になるわけです。
70歳、80歳まで働くと考えると、それはそれで明るい希望も見えてきます。
50歳で、新しいことを始めても、20年戦士、30年戦士のベテランになれるからです。
「60歳で、バイクの免許を取得して、悠々ツーリングでも」という夢が、「50歳で、新しいキャリアを求めて、バリバリと社会や、人のために貢献」という夢に変わります。
人間は、古来から、「承認欲求」という人に褒められたい、人のために役に立ちたい性分が生まれつき備わっていると感じます。
そう考えると、余生もずっと、人間らしく、人のためになろうとするのでしょう。
それは、それで、人は幸せなのかもしれません。
そしてまた、生産労働人口も一転して、増加に転じ、このままひたすら、失うことが必至であった「世界の中での競争力」も持ち直す契機になるかもしれません。
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