これからの勝ち組

人生・人世・人間関係

色んな書物や、研究で、「最後に勝ち残るのは、『誠実さ』を兼ね備える者」ということが唱えられています。

時代が、「一人」で立ち振る舞えていた時分は、確かに、そうかもしれません。

ただ、「分身」や「レバレッジ」で勝負する時分においては、『誠実さ』に加えて、やはり『要領の良さ』が必要となってくる予感がしています。

例えば、これまでの時分において。家庭教師をやっていたとしましょう。

生徒が本当に伸びて欲しいし、生徒の素養や、学習態度なら、本当に伸びるし、伸ばしてあげられる自身もある。その時間を自分も惜しまず投下してあげたい。夏休みには、「二人の夏期講習」と題して、ほぼ毎日、通い詰めてあげる。

更には、家庭の負担も極力軽減させてあげるために、通常1時間2,000円のところ、夏期講習の間は、回数が嵩むこともあり、1時間900円に割引してあげた。

そうした、生徒や、生徒の家庭とも、良き間柄となって、その妹弟や、他の生徒にも教えを付けることが出来た。

何十年経過した今でも、お互いが、お互いをよく思い合っている。

それでも、現世においては、この現象は、報償の一面から捉えるとすると、「労働力や思いやり=対価」であり、「投下している時間:対価=1:1の関係」となる。

今の時流、または、これからの時流は、特に、これから、社会保障システムが脆弱化する日本においては、ここ(この良き間柄)にも、与沢翼氏の言う、「レバレッジ」を掛けていかなければなりません。

言い換えれば、「1:1」以上の「分身」を配置していかなければなりません。

例えば、その生徒に教えている内容を、Youtubeで講義ごと生配信したり、Youtubeでいつでも見られるようにしたりして、自分が働いている時間以外でも、分身(ここではYoutube動画)が、再生されて、そこからもマネタイズできている状態を作り上げておくことこそが、小賢しいけれど、令和時代を乗り切るために不可欠で、決して「インフレ負け」を起こさない、または、日本の社会保障制度を間接的に支える技術となるのだと思います。

これまでの昭和の時代においては、少し敬遠される方法ではあるけれど、人生100年時代到来に伴う社会保障制度の軟体化を支え、自分や、老齢を迎える多くの人、そしてまた、次世代が、生き延びていくには、絶対不可欠な「文明」になると感じています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました