人間の力が、野球・ベースボールの規格を超越した!!

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昨年2019年11月に行われた、世界野球2019 WBSCプレミア12。

自身、長く野球に携わっている一野球人ですが、震えました。

こうは、行かないのです。本来なら.....。

でも、それは、今までの常識。

周東選手がそれを覆してみせました。二盗からの三盗。三盗からのホーム生還。

何が凄いかって、あの前進力です。短距離走のトップランナーとは分野が異なります。

恐らく、盗塁を世界一の短距離走トップランナーが実践してみても、または、今回の1塁から本塁までの過程を試してもらっても、この場合においては、周東選手が数段秀逸で、使う「勘」や「センス」が異なるでしょう。

山本由伸投手もまた、とんでもなく凄いと思いました。

なにが凄いかって、150キロのカットボールに、149キロのフォークって一体ぜんたい、どうなっているのでしょう。

吉井理人投手がメジャー入りした際、日本球界から先にメジャーリーグ監督に返り咲いていた、時の、ホビー・バレンタイン監督をして、「野茂には、強力なフォークがあるが、吉井には、140キロ台のストレートに、130キロ台のフォークもスライダーもシュートだってある」みたいなことを言わしめて周囲を驚かせていたという報道をしていた記憶があります。

それが、今は、もっとスゴいことになっています...。

周東選手、山本投手に見る、「人間の能力が、野球の、ベース間(塁間)距離27.431メートル、ピッチャー・ホームベース間距離18.44メートルという、長く採用されてきた規格を超えてしまった気がしました。

バレーボールのジャンピングサーブも、それは、もはや、もう、スパイクです。

それこそ、「西田 ジャンピングサーブ」とYoutubeで検索すると、その、驚異的サーブを見ることができます。

今年の第96回東京箱根間往復大学駅伝往路 (2日、東京・大手町-箱根・芦ノ湖、5区間=107・5キロ)では、東京国際大の3区(21・4キロ)、1年生のビンセント・イェゴン選手が59分25秒と、同区間で初めて1時間を切る快走で度肝を抜きました。

区間記録2分1秒更新です。2分です。「駅伝区間」の「更新の度合い」ってものを通り越しています。

スポーツ各界で、その規格が、仕様が、人間の能力に、後塵を拝するようになってきたように思います。

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