「老後に備える」「定年後に備える」

お金

「今までの老後」と、「今までの定年後」と、「これからの老後」と、「これからの定年後」

輝かしいファーストキャリアを送って来ても、老後、お金が足りなくなる。

GD Freak!事実に基づく思考のために」さんのグラフを見ると、分かりやすい。

グラフ 日本の人口と世帯 2000年の人口ピラミッド
グラフ 日本の人口と世帯 2040年の人口ピラミッド(予測)

「アラジンのランプ型」から、「かまど鍋型」に一変する。

               *【統計ラボ】STATS-TATSさんの動画も参考になる。

このグラフは、将来に向かって、日本は社会保障負担が大幅に膨らむことを意味する。今までは、生産年齢人口世代で社会保障費用、年金負担を支えて来た。

不破雷蔵さんの記事によれば、少子高齢化、すなわち、上記の人口ピラミッドの変化により、1950年時点では12.1人の生産年齢人口で1.0人の高齢者を支えていたことになるが、これが2018年時点では2.1人、さらに2065年の予想人口比率では1.3人にまで減少する。おおよそ4人で3人を支える計算になるという。

至極、乱暴な計算をすれば、一人年収3百万円だと仮定して、高齢者にかかる費用として、その3百万円のうち2.2百万円を持っていかれる。実際に、年金や、保険もあるので、そこまではかからないが、4人で3人を支えるということは、そういうことだ。

そして、「みんなの介護」さんのサイトの中にも見られる次の表も今では有名だ。

年金・医療・介護といった社会保障費全体の世代間別損トク計算表

分かるだろうか。1965年以降に生まれた方々は、「納め損」という試算だ。

YouTube動画に「ご自宅を売却して生活資金の捻出を」CM

アルゴリズムなのか、毎朝のように、YouTubeを見ていると、中高年向けのこうしたCMが流されてくるようになった。対象年齢になったからなのか、それとも、そういったニーズが増えて来ているからなのかは定かではないが、そうした時代になって来ているのだろう。SBI証券のサイトにも以下のことが記されている。

老後の生活費の為の貯蓄はいくら必要?

65歳からのゆとりある老後を過ごすための貯蓄はいくら必要なのか考えてみましょう。毎月必要なお金から年金を引いて求めます。
(毎月かかるお金35.4万円-公的年金22万円)×約24年分×=約3859万円
寿命を全うするまでに夫婦二人で年金以外に約3859万円を自分の力で準備しなければなりません。14.6万円/月です。公的年金を毎月22万円もらえたと考えて。です。

いままで貯めてきた老後資金はいつから使うの?

老後資金を使い始める平均は64.6歳(生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/平成25年度)となっています。例えばサラリーマンの男性が退職してすぐから使いはじめる人が多いということですね。

老後に貯蓄を切り崩しならが生活した場合の貯蓄額の減りをシミュレーションで見て行きましょう。仮に退職までに2500万円の貯蓄していたとします。毎月年金以外に14.6万円必要にになるため、毎月14.6万円の貯蓄を取り崩したとたら、今ある2500万円を運用しなかった場合、14~15年で貯蓄は0となってしまいます。

ゆとりある暮らしをしていると、特段の運用しない場合で、2500万円が80歳前になくなってしまう算段だ。

焦らせるつもりは毛頭ないが、更に、このグラフも見ておく必要がある。
           *酪農学園大学動物薬教育研究センターさん資料

これによれば、男性80歳、女性87歳まで平均して生きるとしても、男性は9年、女性12年は何らかの身体的な病症を抱えながら生きていくことになる。

病症を抱えるということは、保険でカバーされていれば良いが、保険の保障範囲外ならお金がかかる。と考えるなら、上の例の2500万円は、尽きるのに早まる可能性もある。

だから、将来の不安の高まりに対して、そういったCMが流れている。

「今までの老後」と、「今までの定年後」と、「これからの老後」と、「これからの定年後」は、幾つかの角度から見ても、意味合いが異なってくる。

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