2020年2月17日の「経営の視点」というコラムを抜粋します。
「…明らかに時間内だけ事務所にいれば、たいして頑張らなくても給料がもらえるというオーラを放つ人…」
「…まるでオブジェのよう」
「あまり仕事をしない。評価に響くと警告しても、今更評価で処遇が変わるわけもなく、効き目ゼロ」
「何をいっても、『昔の部下のおまえに指示される筋合いはない』と反発され、面倒」
平成までは、基本的な潮流が、「終身雇用」だったかも知れません。
幸い、自分は、ある程度、終身雇用制度を有意義に活用したのち、終身雇用制度が全く効かない、「すべての社会人が同一スタートライン。そう、大学卒業した貴方も、30年近く大手企業で働いてきた貴方も、この線から同一スタートラインという世界」に飛び込んで、思いっきり、ズッコケた経験を持ちます。
今までの経験則なんて、邪魔でしかない世界。その道ではその道の新しいスキルを学ばざるを得ず、前職の経験が長ければ長いほど、培ってきた知識や経験が邪魔をします。名声や、メンツなんて、本当に全く無関係な世界でした。
この世界で、自身の齢51歳から、26歳や、27歳の同期もいる中で、もがきもがいて、1年間通して頑張った挙句に、大失敗をした経験を持つ自分は、本当にラッキーだったと思います。(思うようにしています笑)
52歳で学んだことは次のことです。大失敗というくらいなので、「大失敗」という結果は、いつか、またの機会に話せたらと思います。
- ん?学歴?全く関係ないやん。正直、東大以外は、誤差です。
- スポーツを本格的にずっとやってきて、勉強する時間がなかった人。スポーツでなく、勉強してたら、結構、マジでイイ線イケてたんとちゃうん。
- 年齢なんて関係ないよ。関係ない。とは言うても、やはりな、若いうちがなんだって良いねんで。それを気付くのは、残念ながら、若いうちやないねん。何歳からでも始められるし成功もできる。そやけど、若いほうが確立が高いのは否めん。
- 一度、決められたレール(安定半端ない終身雇用制度)から外れると、本当に鳥のような自由なんやな。
- 「1年間マジでぐっすり寝れたことなんてない。毎夜、12時以降に寝て、1時から4時の間で目が覚めてもうたら、朝5時に起きるまで、毎日、苦闘との闘いでした。その間、何も手が付かず、脂汗しかでまへん。それを1年間ずっと、本当に毎日、そうして過ごしたことは、一生の宝物です。」(←自分でした。)そんなことが本当にあるんやな。
この経験によって、「オブジェ社員」には絶対にならない、なれない自信はあります。
ここから、やらなければならないことは、大失敗を「逆転人生」に活かすことです。
それは、人生100年時代で、第一線から退かなければならない50歳代に希望を与えるような成功を繰り返すことだと考えています。
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