こんにちわ。KaibaSAKAMOTOです。
これからの人生ってどう考えて生きていけばいいのかな?
孔子は、「子曰く、吾十有五にして学に志す、三十にして立つ、四十にして惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳順う、七十にして心の欲する所に従えども、矩を踰えず」と人生を振り返ったと言います。
五十にして惑うことが次々と増えているけれど、どうしたら良いものか?
✅ 本記事の内容
【これから社会に入っていく方や社会人でもまだ若い方へ】
- どんな人生を目指すのかを簡潔に説明します
【40歳代や50歳代以上の方へ】
- どんな心持ちで過ごすのかを簡潔に説明します
【読み終えたあとどうなるのか】
- 「無意識の意識」を作り出します
- それは、たとえば、本屋さんを通ったときに無意識に、「今後の人生」の類のタイトル本が目に入ってきたり、中吊り広告を見ていたときに、新しい趣味を考えるキッカケの活字が入ってきたり、それらに関する他人の話す会話が耳に入ってきたりすることです
- それは、無意識でなく、実は、意図なく意識したことによって起こっています
✅ 本記事について
- ワタシ自身は53歳の弱輩ものではありますが、この直近1年間4ヶ月で
20代〜50代総勢750人以上と個別に面談
して、現在の気持ちや、将来に関する気持ちに関して、生の声を聞いたり、生の表情を全身で受け取ってきました - ワタシ自身も、一般の人とは異なる人生観を持ち合わせ、異質な人生を歩んでいます
- 具体的には、相当に順当な会社員と、相当に安泰な老後生活から、逃げ出したのでも嫌になったということでもなく、「高みを目指して」飛び出して、20歳代の若手社会人と全くの同一スタートでの競争に臨んで、きちんと、大敗を喫し、色々な経験を積み、まるで見えていなかった世界を見てきました
- そんな自分だからこそ忠告できることが必ずあります
- このワタシのブログにしても単なる雑記事ブログではなく、根底には40代、50代を励ましたいという強い意思が脈々と流れています
若い方の生の声
以下は、ワタシ自身が、ワタシ自身の体で聞いてきたことです。
- どういう人生を歩んでいくのか全く想像がつかない
- どういう人生を歩むべきなのか自信がない
- 就職したはいいけれど、どういう仕事が良いのか、まだ、実は迷っている
- 学歴がない自分はどうしようもない
若い方の目指すべき人生
目指すべき人生について、「贈りたい言葉」と、「実現して欲しい」ことがあります。
贈りたい言葉
若い方に贈りたい言葉は、
始めれば、なんでも「可能性が」ある
です。
ここで言う、「始める」とは、3日坊主ではなく、少なくとも66日は連続でやったことです。
途切れても構いません。その代わり、正真正銘、連続66日に達するまで連続してやったことです。
そして、「一日の長」らしく、始めたもの、始めたことについてのなにかを、人に教えることのできる「始める」です。
選択肢はなんでもあります。
選ぶ自由は各人がれっきとして持つことが出来ます。
実現して欲しいこと
そして、実現して欲しいことが、
好きなことを仕事にする
です。これは、別に、
好きになったことを仕事にする
でも
仕事としてやっていたら、好きになった
でも構いません。
なぜ好きになったことを仕事にした方が良いか
他の人に「与える」ことができるからです。
そうでなくては、「他の人」の以前に、「自分のために」が優先することが多くなります。
これからも、これまでも、「人」の道は、「他の人に、他の人にとって有益な何かを与える」人生が勝ち組であり、勝ち組になっていきます。
ワタシ達人間が、いいねボタンを押したり、感動して涙する場面を思い出してみてください。
他の人が「(他の人自身の)自分のために」が優先されているシーンで、いいねボタンを押すことも、感動して涙することも、少なくないですか。
時代の後押し
テレビ朝日系列の「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」を見られた方なら、気付くでしょう。
これからの世は、「長い経験はあまり意味を為さない」
と。
小学生の博士ちゃん達は、ネットを駆使して情報を蓄積して、ネットで事前に得ている情報で現地に行ったり、実物を見たりすることで、あっという間に、その道のプロにも並ぶ知識を得られます。
また、足を運んだ現地や、実際に見た実物を、その場でネットで深く掘り下げて調べることも、帰ってから、復習したり、さらに深く知識を掘り下げることも可能です。
それが出来なかった時代のプロは、人伝(ひとづて)で聞いたり、自分の目で見て確認することが限界でした。
小学生だけでなく、ワタシ達大人も、今では、やり方次第では、圧倒的に早く知識を習得することが可能です。
そのようにして、「時代が後押し」してくれるのです。
違うパーティでラスボス倒し
「時代の後押し」という点で言うと、「終身雇用制度の終焉」も後押しになります。
小学生でも、それ以下の子供でも、それに詳しい者が上に立てる時代です。
また、「生涯1社に尽くすことが美徳」という思想も、まだ若干残っているとは言え、10年以内には、ほとんどなくなります。
知能の向上にも、成果の近道にも、「効率性」を堂々と優先して良い時代が来ます。
RPG(ロールプレイングゲーム)で見られるように、初めから最後まで同じパーティにいる必要もなく、どんどん、パーティを渡り歩いて、一番、早く倒せるパーティの一員までレベルを上げて、ラスボスを倒しても、なにも言われない時代が来ます。
結論
そうなるために、あるいは、それに備えて、
「勇気だけあれば、希望しかない」ので「始める」こと
「好きなことを仕事にする」こと
です。
「始めた」結果、上手くいかなくとも、
「『始めた』おかげで、その失敗は、成功までの一(いち)『糧』となる」
のも、これからの時代の素晴らしい点です。
なぜなら、失敗の経験が、「他の人に与えることができる」ことになるからです。
今までは、「自分の失敗」を欲している人を探すのが一苦労でしたし、
失敗した人が失敗から蓄えた情報や知識や経験を欲しがる企業や、生かせる企業を、失敗者と企業のお互いが探し合うことも、ほぼ「非実現的」だったからです。
40歳代、50歳代の生の声
最近、Youtube動画を観ていると、「シニア夫婦が持ち家を売って生活資金に充てる」というCMをよく目にする人もいるでしょう。
年金2000万円不足問題は、色んな批判を受けて、無きものにされましたが、このCMこそ、現実的なニーズを浮き彫りにしています。
40歳代、50歳代の方と毎日会ってきてみて、その年代の方の中には、
自身が70歳代、遅くとも80歳代で亡くなると決め付けている方
もしくは、
亡くなるまで元気ピンピンでいるということに何の疑問を持っていない方
また、
年金制度が自身の時代にはまだ間に合うと信じて止まない方
が多いと実感させられました。
「勇退モード」に入って、「平均寿命くらいまで、のんびりと余生を楽しもう」という方が大半です。
ここでは、そうした思想もあるという紹介に止めて、いかに充実した日々を、できる限り長く続けていくかを模索します。
どんな心持ちで過ごすのか
「意識すべきこと」と、「贈りたい言葉」があります。
「信じられる人」でい続けること
意識すべきことは、「信じられる人」でい続けることです。
「いままでの経験則が生かせる」時代は、残念ながら?、本当に終焉を迎えます。
いままでの分野でなくとも、「信じられる人」になることが必需となります。
いままでの30年近くに及ぶノウハウや、知識、経験則は、信じがたいでしょうけれど、使えません。
何かの知識を身に付けたくて、本を探すとき、初版の日付を決まってチェックするのはワタシだけではないでしょう。
ものによっては、2017年初版のものですら買いません。
ITものでは、2018年初版のものでも手にしません。
既に、今では通用しない情報が本の3分の2を占めているイメージを持っているからです。
それと同じことなのです。
たとえは変わりますが、いまや、170キロの球を投げる投手がいる時代です。
あるいは、一時期、色んな番組のレポーターやコメンテーターとして、一世風靡していた「たけし軍団」もほとんど見かけなくなりました。
M-1グランプリ、キングオブコント、R-1ぐらんぷり、The Wに50代のベテラン芸人が出てきたら、優勝できるのでしょうか。
24時間テレビの司会、MCにジャニーズのフォーリーブスが抜擢されたらどうなるでしょうか。
時代の変遷とは、新しい世代に取って変わられるものです。
新しい世代どころか、時代は、ジャンルを飛び越えた、新しいニーズも取り入れようとします。
最近のドラマにおける、多くのお笑い芸人、お笑い出身者の登用です。
確かに、良い味を出せますし、演技も、セリフも多才です。
それは、「時代が求めている」のです。
今の40代、50代の場合は、加えて、そんな中でも、70歳までは働くことになります。
60歳で引退していた頃とは、話は大きく違ってきます。
新しいものや考え方について行けなければ、若手社員からも「昔は仕事もデキて使えただろうに、今の時代では到底使いものにならない」と烙印を押されたり、陰口を叩かれていきます。
今までの終身雇用制度の中では、「長く、会社にいる」という価値が身を助けていました。
時代は「ジョブ型」に一気に変わります。
最初の頃は、存在感を見せようと、昔の栄光話や、経験則の充実度を吹聴して、少しでも信用させようともがいていても、やがて、それが、いまの目の前の仕事や、任されごとに何にもならないと気付かされて、一切の口も出せなくなって、黙り込んで、さらに、何もしない、何も覚えることもしない「オブジェ社員」になったら、もはや身動きが取れません。
贈りたい言葉
40代、50代に贈りたい言葉は、
仕事になりえるものを、始めれば、「可能性が」ある
です。
ここで言う、「始める」とは、3日坊主ではなく、少なくとも66日は連続でやったことです。
途切れても構いません。その代わり、正真正銘、連続66日に達するまで連続してやったことです。
そして、「一日の長」らしく、始めたもの、始めたことについてのなにかを、人に教えることのできる「始める」です。
無責任な言葉になるか、有効なアドバイスになるかは、その人次第です。
そこは、これまで培ったものがモノを言うでしょう。
色んなものに興味を持って、始めれば、情報の新鮮度で言えば、若い世代とイーブンです。
時代の流れ
TOKIOの長瀬さんに続いて、少年隊の錦織一清さんと、植草克秀さんがジャニーズ事務所を年内で退所されます。
時代の流れに気付いた証です。
時代の求めているものと、これからの自分の人生の希望に気付いた証拠です。
違う職歴で最終引退もあり
生涯、経理畑でという考えも、上述の潮流の中では、隅に追いやられてしまう結末もあります。
自分にとって、新しい分野で、鮮度の高い知識で勝負する方が、生き残る可能性は高くなります。
色んな統計で、10年後、約半分の仕事がなくなるという結論を出しており、つまり、個々の業種別従事者数多寡を考慮しないで、至極、単純に考えれば、10年後、二人に一人は、いまの仕事に就いていないことになります。
なおさら、「やったことのある」と言える職歴を増やす方が前衛的です。
セカンドキャリアだけでなく、サードキャリア、フォースキャリアが生きてくる日が来るのではないでしょうか。
結論
それに備えて、
歩みは止めない=勇退モードに入らない
「好奇心を持ち続けて、新たな仕事や業務にもチャレンジする」こと
です。
「『チャレンジすること』で、また新しいものを生み出せる原動力」となります。
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