01.尊敬される人は、いつでも誠実
信頼が一番すごいと思います。
飛ぶ鳥を落とす勢いの人がいるとします。
その人が、もし、悪いことをして捕まったとします。大半の人からバッシングを浴びてしまう人は、恐らく、知らず知らずのうちに、「責められるべきエネルギー」を蓄えてしまった人だと思うのです。
想像してみて欲しいのです。いま、お茶の間を賑わせている、どなたでも良いです、芸能人でも、政界の人でも、思い浮かべて、その人が悪いことをしてしまったとすると、それまで、もてはやしていた人々は、どう反応するか。
田村亮氏。人柄が良いので、あまり叩かれず、復活に向けて進んでいることを喜ばしく思います。
02.感情をコントロールできる
パニックになるような状況や、もともとの自分の責めによって、自分の重い責任になるような局面で、その人の本質が見透かされます。
03.素直に間違いを認められる
自分の明らかな非によって謝らなければならないのに、どうしても、威張り散らしてきた等、今までの体裁や、メンツによって、謝れない人をときどき見受けます。
半沢直樹の「大和田常務」は、あれはあれで、跪いて頭を下げたのですから、「人」として見捨てられたものではないと思います。
なお、いかなる場合でも、「土下座をさせる」という行為は、「相手を人としてみていない」「相手を人として見れない」尊敬されるには決して値しない人のやることだと思っています。
04.何が一番大事かを良心に基づいて決められる
難しいところだと思います。会社の中にいれば、どうしても、保身や、部下などを庇う感情も出てきてしまいます。会社自体が、正しい判断を下せない会社だったりすると、この部分は葛藤するでしょう。
05.自分で善悪の判断ができる
不正だけには一線を引かなくてはならないと思います。
不正は、いつかどこかで、何らかの形で、気付いている、気付いていないに関係なく、還流されるものだと思います。
06.尊敬される人は分野を問わず物知り
これって、本当に生き様や、通り抜けてきた「人の深み」が出ると思います。
生まれてきて直ぐに、左右されてしまう分野なのではないでしょうか。
だからこそ、この部分は、幼少期は、親の意識によるところが多いと思ったりします。
幼少期を超えれば、あとは、自身の心持ち次第ですが、往々にして、幼少期の影響を受けることが多いと感じます。
ただ、親に呼び水を引かれなくとも、一人で黙々と身に付けていると感服する人も多くいると思います。心から尊敬します。
07.言葉遣いがきれい悪口を言わない
感情的になって、普段は、使わないような言葉、例えば、普段はお前呼ばわりしていないのに、激昂したときに、「お前はなぁ」と相手に「おまえ」と言ってしまう人は、本当のところ信頼できない人に成り下がってしまうと思います。仮に感情的になっても、「あなたは」とか、「〇〇さんは」とか、「君は」とかを使える人は、「大人だなぁ」って思います。
08.常にエネルギッシュで理想のために行動する
これを、「知らず知らずのうちに自然にできてしまう人」、たまにいます。カッコいいなぁと憧れます。これを、いくら日頃から心掛けていたとしても、一朝一夕では取り繕えない、付け焼刃ではどうしようもない、「06. 尊敬される人は分野を問わず物知り」で差がついてしまいがちです。
09.重要な場面で責任をとれる
自分の立場や環境が、どう転ぼうが、「そこは、〇〇を責められない。責められるのは自分です」と言ってのける人になりたいとは常々思っていますが、その責任と、自分の重みが釣り合っていなければならないと考えると、そうそうたやすいことではないと思います。これも積み重ねてきた努力や信頼の深みが必要とされると思います。
10.尊敬される人は、自己評価が高く前向き
前向きな人は多くあれど、そういう人だからこそ、信頼される人だからこそ、他者評価がいくら高くても、「自分はまだまだ伸びしろがある」「自分はまだまだ未熟」と思いがちでもあり、周りを見てもなかなか希少でしょう。
以上の「10の特徴」を身に付けていることは、非常に難しいと思いますが、目指していることに意義があると感じます。それが他者からみると尊敬に値するのかも知れません。そう信じていくのが気持ちがおおらかになると思います。
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